崇明島 島の秋は実りの季節

黄金色に染まる広大な田んぼ
 
 中国一の大河・長江は中国西部の青海省に源を発し、6000キロ余りの長い流れを経て、上海で東中国海に注ぐ。その河口に位置する巨大な中州が崇明島だ。この島の面積は1000平方キロを超え、日本の佐渡島より大きい。それだけでも長江、そして中国のスケールがうかがえる。
 島の主な産業は農業で、島内には至る所に田園風景が広がっている。その中でも島の中央部にある「東平国家森林公園」の西に広がる田んぼは、崇明島のスケールの一端を見せてくれる。見渡す限りの黄金色の田んぼは、日本ではなかなか見られない光景だ。田んぼは10月下旬から収穫の時期を迎える。稲の刈り取りが終わると、季節は秋から冬へと移っていく。
(10月24日取材)
 
崇明島の田んぼへの行き方
まずは崇明島の中心エリアである南門まで行く。南門までは地下鉄1号線の汶水路駅から「申崇三線」、6号線の五洲大道駅から「申崇六線」のバスが出ている。フェリーや高速船も運行されている。南門から「南東専線」のバスに乗り、「東風十二隊」のバス停で降りる。バス停の北に田んぼが広がっている。


東平国家森林公園の西に広がる田んぼ。脇に並ぶ木も秋の装いになっている
 

刈り取りが終わった田んぼ。収穫には大型のコンバインが使われるので、田んぼは虎刈りのようにまだらになっている
 

田んぼの入り口にある小屋。周囲の樹木は紅葉というほどには色づかないが、秋の深まりは感じられる
 

田んぼの夕暮れ。空が広いだけに、雲や光の変化が手に取るようにわかる