四大、第1次国共合作を総括

1925年1月、上海で「中国共産党第4回全国代表大会(以下、四大)」が開かれた。この大会は三大で決議された「第1次国共合作」を総括し、革命が直面する問題を討議した。現在、四大が開かれた場所に当時の建物は残っておらず、石碑が立っているだけだ。近くの公園に「中共四大記念館」が整備されている。


四大の石碑。わかりやい場所にあるが、そっけない造りであまり目立たない

中国革命の規律が前進
 
 四大は1925年1月11日から22日まで開かれた。出席者は20人の代表者にコミンテルンから派遣されたヴォイチンスキーが二大に続いて加わった。前の年にフランスから帰国した周恩来も初めて全国代表大会に出席した。
 1923年夏に開かれた三大で、中国共産党と中国国民党との提携が決議され、共産党員が個人の資格で国民党に入党する形で両党の協力関係が構築された。この大会では陳独秀が活動報告し、国共合作を総括した。また、民主革命における無産階級の指導権と労農同盟の問題を提起し、中国革命の規律への認識を前進させた。
 四大の石碑は地下鉄3号線の東宝興路駅のすぐ南に建てられている。歩道の脇にあるが、足を止めて碑を見る人はほとんどいない。新中国建国前に中国国内で開かれた6回の全国代表大会のうち正式な会址がないのは四大だけだ。中共四大記念館は石碑から南東に400メートルほど離れた四川北路公園の中にある。実際に会議が開かれた場所と直接の関係はないが、それだけに制約がなく、展示物は一大会址、二大会址より充実している。中国共産党の歴史を知りたければここを訪れたほうがいいだろう。
 
四大の石碑、中共四大記念館への行き方
石碑は東宝興路駅の南、東宝興路を越えた場所にある。3号線の高架の脇でわかりやすい。中共四大記念館は地下鉄10号線の四川北路駅から四川北路を北に100メートルほど行くと四川北路公園の入り口があり、園内に設置されている看板に従って行くと記念館に着く。入場無料で身分証明書の提示も求められないが、念のためパスポートを持参したほうがいい。
 

中共四大記念館。21世紀になって整備された新しい建物だ


会議が開かれた部屋が再現されている。壁に掛けられた会議の絵の中央に陳独秀が描かれている
 

当時の建物が模型で再現されている
 

館内には歴史の流れに従って資料が展示されている。中国共産党の歴史がよくわかる