神舟11号と天空2号がドッキング成功

 中国の有人宇宙船「神舟11号」が北京時間の10月19日早朝、宇宙実験室「天空2号」とのドッキングに成功した。ドッキング後、景海鵬と陳冬の2人の飛行士が天空2号に乗り移り、空間科学実験を行った。
 神舟11号と天空2号のドッキングには非常に複雑なプロセスが必要だった。8トンを超える2機の宇宙飛行物体を毎秒7.9キロ前後の速度で完全に結合させるのは、宇宙で針の穴に糸を通すようなものだ。
 5度の軌道修正を経て、神舟11号は天空2号の後方約52キロに達した。2機とも自動制御状態に入り、神舟11号は速度を上げて天空2号を追った。安全を確保するため、2機は距離5キロ、400メートル、120メートル、30メートルの4つの停泊ポイントで減速してスピードを調節した。
 神舟11号が天空2号を追いかけている間も、2人の飛行士にのんびりとする時間はなかった。彼らはまず宇宙服に着替え、ドッキング口に移動した。距離120メートルの停泊ポイントで2人の飛行士はスタンバイ状態に入り、手動制御の準備をした。距離30メートルの停泊ポイントで、神舟11号は捕獲アームを天空2号まで伸ばし、捕獲したあと徐々に距離を縮めていった。2機はゆっくりと接近し、ドッキングした。
 天空2号は9月15日夜、酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、現在の軌道を1カ月余り回った。神舟11号は10月17日朝、酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、景海鵬、陳冬の2人の飛行士を宇宙に送り出した。
 10月19日のドッキングのあと、飛行士は天空2号に滞在し30日にわたって軌道を回る。その間、2人の飛行士は飛行マニュアルに従い、操縦の指針と地上からの指令に従って働き、計画されている科学実験を実施する。ドッキング飛行終了後、神舟11号は天空2号を離れ、1日以内に地上の着陸場に帰還する。天空2号は独立飛行パターンに入る。
(10月19日 中国新聞網)