リオ五輪を中国代表団が総括

 リオデジャネイロ五輪の女子バレーボールで中国チームが金メダルを獲得する前、既に25個の金メダルを獲得していた中国代表団が最初にして最後の記者会見を開き、今大会を総括した。代表団の劉鵬団長は「任務は基本的に完成した」と評し、北京、ロンドン両五輪の「円満に完成」とは一定の距離を置き、いくつかの得意競技で思ったような成績を挙げられなかったことに対する不満をにじませた。
 劉団長は「リオ五輪は中国が参加した9回目の夏季五輪で、ハンドボールとラグビーを除くと、最近3回の五輪の中で選手の年齢が最も若い。8つの競技で25個の金メダル(女子バレーボールを除く)を獲得できたことで基本的に任務が完了したといえる。自転車と男子テコンドーでは初めて金メダルを獲得できた」と語った。
 リオ五輪では中国代表団の問題も露呈し、成績と事前の予想には大きな隔たりがあった。中国体操チームは1984年のロサンゼルス五輪以来、初めて金メダルなしに終わり、中国の五輪史上最も悪い成績となった。競技の経過から見ると、世界の体操の流れと新しいルールへの対応を誤ったといえる。1988年のソウル五輪以来最も悪い成績となった中国射撃チームは獲得した金メダルが1個だけで、「2つの金メダルの確保」に失敗した。前大会で金メダルを総なめにしたバドミントンは今大会で金メダル2個に終わり、チーム内の管理の混乱が成績の不振につながった。中国重量挙げチームも金メダルの任務が完了していない。競技開始の前々日に発生した事故は、チーム内のやみくもな自信と準備不足を示している。
 劉団長はこうした問題に対し以下のようにコメントした。「第1はリオ五輪の周期だ。中国の選手はワールドカップや世界選手権といった国際大会でいい成績を収めている。それが私たちの認識と判断を誤らせ、五輪での不振を招いた。第2はより多くの国や地区が五輪を重視するようになり、競争が激しくなっていることだ。私たちはトレーニングの管理に新しい考え方と新しい流れを取り入れなければならない。一部のトレーニングには革新と科学的管理が足りなかった。第3は多くの競技でルールに大きな変化があり、トレーニングの方法にも重大な影響を与えていることだ。私たちの対応は十分ではなかった。第4は多くの競技が世代交代の時期に差し掛かっていることだ。試合に参加した選手の73%が新人で、若い選手の育成と精神面のコントロールが不足していた」
(8月21日 広州日報)