ブランド水の偽造現場を摘発

 うす暗く散らかったガレージの中で、簡易ろ過装置の水をペットボトルに詰めて有名ブランドのミネラルウオーターを偽造する。7月28日、上海市松江区にあるブランド水の偽造現場が摘発された。
 偽造にかかわった容疑者は、住宅地の地下にあるガレージを現場にした。現場では雀巣、娃哈哈、千島湖などの有名ブランドのラベルが貼られた偽造ミネラルウオーターのペットボトルが大量に発見された。また、120本以上の簡易ろ過水と瓶に詰めた水40箱以上、加工装置3台が押収され、4人の容疑者が身柄を拘束された。売り上げは20万元を超えると見られている。
 容疑者は「神仙水」を偽造することで暴利をむさぼっていた。神仙水の産地を広西壮族自治区巴馬県とし、260ミリリットル入りの「巴馬神仙水」のふたには、全国統一価格として198元の文字が印刷されていた。
 「水道水を瓶詰めするだけで、解毒、消炎、抗がんなどの多くの効能がある神仙水に変える」、そんなやり方で不法な健康飲料が製造されていた。多くの高齢の消費者がだまされた。現場からは大量の神仙水の空き瓶やプレゼント用の紙袋、宣伝のビラが押収された。
 こうした水の偽造場所はなかなか表に出てこないが、先週、係員が巡回中に発見した。その後、各部門が調査と証拠固めをし、今回の摘発に至った。
(7月29日 新民晩報)