大雨で戦国時代の銅鐸が出土

 7月20日、湖南省湘西州吉首市の農民・張智林さんは1枚の栄誉証書と2万元の報奨金を手にした。彼は国家2級文化財である戦国時代の銅鐸を寄贈したことをたたえられた。
 今年6月下旬、当地では大雨が降り続いた。張さんは決壊した田んぼのあぜの中に青銅器があるのを発見した。その青銅器には花の模様があった。青銅器を持ち帰った後、村人が青銅器取り囲んであれこれと騒ぎ、お宝を拾ったと言った。拾った場所では1950年代と90年代に相次いで青銅器が発見されていた。張さんはこれを文化財だと考え、吉首市の文物局に自ら提出した。専門家の鑑定の結果、この青銅器は戦国時代の銅鐸であり、国家2級以上の文化財に相当するものだとわかった。深い緑色で所々にさびがある銅鐸は、2000年余りの時を経ても完全な外観を保っていた。
 銅鐸が本物であることが判明した後、吉首市は法律の規定に従って、張さんに2万元の報奨金を交付した。「文化遺産は国のものだ。拾った人は国に提出しなければならない」、決して裕福ではない張さんはこう言った。「報奨金の多寡にかかわらず、文化遺産は流出させてはならない」と国家考古学隊の龍京沙元隊長は語り、「今回出土した青銅器とこれまでに周辺で出土した青銅器の特徴は、この地区で同じ時代に戦争が起きたか、軍隊が駐留していたことの一歩進んだ証明となる」と解説した。現在、出土した銅鐸は吉首市文物局で保管され、専門家のさらなる鑑定を待っている。
(7月22日 紅網)