中国各省のスモッグは「クロス感染」

 シンガポールの「聯合早報」が7月11日に報道したところによると、中国の海南省のスモッグは他の省からの影響を強く受けている。海南省のPM2.5のうち現地で排出されたものは28パーセントにすぎず、他の省から運ばれたものが多い。20パーセントは広東省から、9パーセントは湖南省から、7パーセントは湖北省からで、そのほかにも福建省や広西壮族自治区からも運ばれている。
 大気汚染が深刻な北京・天津・河北エリアでは、河北省のPM2.5のうち38パーセントが他の省からのものだが、北京と天津に与える影響も大きく、北京の18パーセント、天津の20パーセントのPM2.5が河北省から運ばれたものだ。
 公衆環境研究センターの馬軍主任は取材に対し「河北省の汚染物質排出は、北京・天津・河北エリアに重大な影響を与えている。河北省は石炭の消費量が多く、PM2.5の排出量も多い。河北省もこの点は認識している。このエリアの大気汚染改善の鍵は河北省にある」と語っている。
(7月12日 参考消息網)