台風1号が福建省に上陸

 台風1号(ニパルタック)が7月9日午後1時45分、福建省泉州石獅市沿岸に上陸した。上陸時の中心付近の最大風力は10級(風速24.5メートルから28.4メートル)。上陸後は毎時10キロから15キロの速さで北西に進んで次第に勢力を弱め、10日午前3時に福建省寧化県付近で熱帯低気圧になった。その後は江西、浙江、安徽、江蘇の各省を通過して、12日には黄海南部の海上に達する見込みとなっている。
 台風1号の直撃を受けた福建省の福州、莆田、泉州、三明の4つの市は大きな被害を受け、被災した38県での直接の経済損失は7億8700万元に上った。莆田市の中心部、秀嶼区、仙遊県、閩清県、永泰県、古田県などの広い範囲が冠水し、42万8800人が避難し、5人が行方不明者となっている。農作物の被害は3万5000ヘクタール余りに達した。5つの飛行場が閉鎖され、390便が欠航となったほか、高速列車341本が運休となり、客船も全線で運航を見合わせた。
(7月10日 央広網)