浦東の商店で神秘の地熱50度超

 7月3日の昼ごろ、浦東新区のある商店の一角を指さしながら斎さんが、「不思議だ。門のあたりの2、3平方メートルの地面が半月余り前から熱くなり始め、温度はどんどん高くなっている。水をかけても1時間ほどでまた熱くなる。警察と消防にも来てもらったが、原因はわからなかった」と語った。

地面がやけどするほど熱く、卵も焼ける
 記者は斎さんの店で、熱を発している地面が黒ずんでいるのを見た。そこが高温で、その外側は温度が少し低かった。黒ずんだ地面に手を触れると、すぐにやけどしそうな熱さを感じ、数秒で耐えられなくなった。
 斎さんの奥さんが水の入った大きな鉄の盆を持って来た。斎さんは「この盆は早朝にここに置いたものだ」と言った。記者は盆の水に手を伸ばした。水はすでに熱かった。そして、盆の水を地面にかけると、すぐに白い水蒸気が立ち上った。
斎さんは地面の上で卵を2つ割った。約10分後、卵の白身はまだ白く変色していなかったが、黄身は固まった。斎さんはナイフを取り出して、地面に付け、出来上がった目玉焼きを取り上げた。
 どうして地面の温度がこんなに高くなったのだろうか。
 斎さんは文具店で最高温度50度の温度計を買って来た。発熱している地面に4分ほど置くと、温度計は表示の限界を超えた。適切な温度計で測ることができなかったため、この地面の温度がいったい何度なのかはわからない。それでも50度を超えていることは確かだ。

すでに20日余り、温度は徐々に上昇
 斎さんの話によると、発熱している地面はそれまで彼の一家が食事をしていた場所で、地面の上に食卓を置いていた。斎さんは「高考が終わってから、私の娘が食卓に座ったところ、しばらくして私になぜここはこんなに熱いのと聞いた。私が手で触って、この問題を発見した。それから20日余りになる。初めはこんなに熱くなかったが、温度はどんどん上がり、人の感覚もどんどん熱くなった」と語った。
 地面の発熱問題を発見したあと、斎さんは通報した。斎さんは「警察も消防もやって来た。彼らは商店を調べたが、何の問題も見つからなかった。地下に電線やその他のパイプはなく、近くには浴場もない。彼らはこれは珍しいことで、こんな現象は今まで見たことがないと言った」と当時のことを語った。
 斎さんはこの家を借りて18年になるが、地面の発熱現象を発見したのは初めてだ。地面を掘り返して地下がどうなっているのか確認したらと勧める人もいる。しかし、斎さんはその考えには同意していない。地下がどうなっているのかわからない中で、軽はずみなことはすべきでないと考えている。専門家の探査は歓迎しているが。
 この場所はなぜ熱を発しているのだろうか。引き続き注視していきたい。
(7月4日 新聞晟報)