バスで行く上海の小さな旅 184路(2015年9月号)

184
 
上海の浦東新区は「新区」の名が示す通り、1990年代に本格的な開発が始まった新しいエリアです。それだけに計画的に開発が進められ、高層ビルと緑のバランスが取れているのが特徴となっています。今回はそんな緑のエリアをつなぐように走る「184路」のバスに乗りました。沿線には浦東新区最大の公園である「世紀公園」をはじめとする市民の憩いの場が点在しています。高層ビル街のイメージが強い浦東新区のもう1つの顔だといえるでしょう。
 


世紀公園の脇の道路を走る184路のバス。浦東地区は道路も広々としている
 

起点は地下鉄の駅の上(最寄りのバス停01)
起点は地下鉄9号線の楊高中路駅の上。楊高中路と民生路の交差点の少し東にバス停があるが、表示板がないのでわかりにくい。朝は多くの企業の送迎車がここに止まる。バスはここで少し停車する。

 
広大な公園(最寄りのバス停06)
世紀公園は140ヘクタールを超える広大な公園で、四季折々の草花や樹木に彩らている。園内はいくつかのエリアに分かれ、北部の鳥類保護区は水と緑があふれている。入園料は1人10元。

 
公園のような地下鉄の駅(最寄りのバス停06)
沿線に地下鉄2号線の上海科技館駅がある。駅の上は広場になっていて、南に上海科技館があり、北には浦東新区の政府庁舎が立っている。周辺も緑が豊かで公園の中に駅があるといってもいい。

 
道路の脇にも緑の遊歩道(最寄りのバス停10)
バスは地下鉄7号線の錦繍路駅の近くを通る。錦繍路の脇には南北に緑地が広がり、緑の木々を縫うように遊歩道が延びている。自然発生的に街が発展した浦西エリアではまず見られない施設だ。


鉄塔下の公園(最寄りのバス停11)
沿線の北艾路の南に大華北公園がある。送電線の高い鉄塔の下に整備された公園で、特に門はなくどこからでも入れる。園内は緑に恵まれている。訪れる人が少ないので静かに過ごすことができる。

 
道路脇の小さな緑地(最寄りのバス停12)
楊高中路と成山路の交差点にごく小さな緑地がある。奇抜なオブジェが印象的だ。公園とは呼べない規模だが、道路脇の緑に心が和む。計画的な道路でないとこういった施設を整備することは難しい。

 
一直線に延びる運河(最寄りのバス停12)
沿線の南に「川楊河」という名の運河が一直線に延びている。黄浦江と東中国海を結ぶ運河で長さは28キロ、300トン級の船の航行が可能となっている。運河の南岸には住宅地が広がっている。

 
終点は普通の住宅街のバス停(最寄りのバス停15)
終点はこれといった特徴のない普通の住宅街にあるバス停だ。786路のバスの発着点となっているほか、隧道一線、219路、572路のバスもここを通る。184路のバスはここでしばらく停車する。
 

184
 
01  杨高中路地铁站
02  杨高中路芳甸路(下りのみ)
03  芳甸路迎春路(下りのみ)
04  迎春路长柳路(下りのみ)
05  民生路丁香路(上りのみ)
06  锦绣路世纪大道
07  锦绣路花木路
08  浦建路杜鹃路
09  前程路(浦东图书馆)
10  锦绣路北艾路
11  北艾路锦尊路
12  杨高南路成山路
13  成山路邹平路
14  邹平路昌里东路(下りのみ)
15  南码头路昌里东路
 
杨高中路地铁站→南码头路昌里东路(下り)
南码头路昌里东路→杨高中路地铁站(上り)
 
※主なバス停のみ
 
2元