バスで行く上海の小さな旅 沪佘昆線(2015年

佘昆線

晩秋から初冬へと移り変わる11月の上海は、紅葉の美しい季節を迎えます。紅葉はやはり山で見たいもの。大平原の真っ只中にある上海では、西部に小高い山がいくつかあります。今回は上海の主な山である佘山、天馬山、小昆山を巡る「沪佘昆線」のバスに乗りました。このエリアの紅葉は、日本のように「目にしみる」というほどではありませんが、自然の息吹は十分に感じられます。3つの山はともに100メートル以下で、気軽に登ることができます。


西佘山の山頂近くの展望台から東を望む。山から見ると空も広く感じられる
 
 
起点は西区バスターミナル(最寄りのバス停01)
起点は呉中路沿いにある西区バスターミナルだ。立派なバスターミナルで、主に松江区へ向かうバスの発着点になっている。バスに乗る場所はターミナルの前ではなく、東側の道路に近いバス停だ。

 
市街地にある水郷・七宝(最寄りのバス停03)
市街地にある水郷として知られる七宝が沿線にある。長い歴史を持つこの水郷は、ここ15年ほどで修復され面目を一新した。ここの目玉はグルメで、通りの両側に小さな店がずらっと並んでいる。

 
静と動が共存する泗涇鎮(最寄りのバス停05)
泗涇鎮の古鎮も沿線にある。特にこれといった特徴のない古鎮だが、活気のある街と静かな街がバランスよく共存している。古鎮の入り口にある安方塔から街の全容が眺められる。

 
リゾートの象徴・佘山(最寄りのバス停07)
佘山は上海のリゾートの代名詞になっている。東佘山と西佘山の2つの山があり、西佘山は頂上まで登ることができる。近くには迎楽谷と月湖の2つのテーマパークがあり、大勢の人を迎えている。

 
華東地区最大の植物園(最寄りのバス停07)
佘山の南に華東地区最大の植物園である辰山植物園がある。敷地は200ヘクタールを超え、さなまざまな植物が栽培されている。北部に植物園の名前になっている辰山がある。入園料は60元。

 
斜塔のある山・天馬山(最寄りのバス停09)
佘山の少し西に天馬山がある。山の西部には高さ20メートル余りの斜塔があり、麓からもはっきりとその姿が確認できる。入山料は10元。山の南麓は田園地帯で、秋に収穫の季節を迎える。
 

 
宗教の山・小昆山(最寄りのバス停11)
天馬山の南西に小昆山がある。この山の北の頂上には泗洲塔院という寺が建っていて、山全体が宗教色に包まれている。入山料は6元。西の麓には古い街並みが広がり、静かな生活が続いている。


終点は小昆山バスターミナル(最寄りのバス停11)
終点は小昆山の街にある小さなバスターミナル。発着するバスは松江区を中心に走る3路線だけで、利用する人もそれほど多くない。周辺はそれなりににぎやかな街で、大小の商店が立ち並んでいる。
 
佘昆線
 
01  西区汽车站
02  漕河泾
03  七宝镇
04  九里亭
05  泗泾镇
06  塘桥
07  佘山
08  沈砖公路
09  天马镇
10  五四场
11  小昆山
 
※主なバス停のみ
 
1元~7元