バスで行く上海の小さな旅 135路(2016年01,0

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上海の市街地を貫く黄浦江は「上海の母なる川」と呼ばれています。川の岸には外灘の伝統的建築物や陸家嘴の高層ビル街などの観光名所があり、上海の風景を特徴づけているのもこの川だといえるでしょう。今回は黄浦江の西に沿うようにして走る「135路」のバスに乗りました。老西門の古い街並みの一角から出て、外灘や黄浦江に架かる楊浦大橋のたもとなどを通り、楊浦区の北部に達します。上海のさまざまな表情を眺めることができる路線です。


外灘を走る135路のバス。背後の建物は外灘のシンボルの1つとなっている時計台のある「上海海関鐘楼」だ


起点は老西門の道路(最寄りのバス停01)
起点は老西門、豫園エリアを囲む中華路にあるバス停。バスのそばを車や人が行き交っている。周辺にはバスの発着点が数多くある。周辺では再開発が進み、古い街並みが急速に姿を消している。

 
黄浦江といえばこの風景(最寄りのバス停03)
外灘の遊歩道から見た陸家嘴の高層ビル街。黄浦江といえば、まずこの風景が思い浮かぶ。建設中の超高層ビル・上海中心も外装がほぼ完成し、2016年にはオープンする予定となっている。

 
美しい斜張橋(最寄りのバス停07)
バスは楊浦大橋のたもとを走る。橋脚の高さ208メートル、橋脚間の長さ602メートルという堂々たる橋だ。鳥が羽を広げたような斜張橋が美しい。下を通る渡し船が絶好のビューポイントだ。

 
大きな火力発電所(最寄りのバス停08)
楊浦区はかつて工場が立ち並び、上海の工業の中心地だった。工場は移転が進み、住宅地や商業地となっている。沿線で最も大きい工場が楊樹浦発電所で、2本の煙突が空を突くように立っている。


 黄浦江を眺めるならここ(最寄りのバス停09)
沿線に工場を改装したアウトレットモール「国際時尚中心」がある。その一角に黄浦江を眺められる展望台が設置されている。晴れた日の午前中は逆光になるが、それはそれで面白い風景が見られる

 
黄浦江で唯一の中州(最寄りのバス停10)
「復興島」は黄浦江で唯一の中州とされている。中州といっても運河で隔てられた人工の島だ。運河には定海橋という名の橋が架かっている。島は工場が多く、他のエリアとは少し違う雰囲気がある。
 

真っ直ぐに延びる線路(最寄りのバス停11)
バスは終点の少し手前で踏切を渡る。線路が真っ直ぐに延びている。貨物列車専用の引き込み線で、人が乗る駅はない。工場が少なくなって貨物列車の運行も減り、線路の上を歩く人の姿も見られる。
 

終点は静かな道路のバス停(最寄りのバス停13)
終点は住宅街のはずれといえる場所にあるバス停だ。特にこれといった特徴のないエリアだ。行き交う車も少なく、ちょっと寂しげな雰囲気が漂う。バスはここに少し停車したあとで発車していく。


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01  老西门
02  中山东一路广东路(上りのみ)
03  中山东一路汉口路(下りのみ)
04  白渡桥
05  提篮桥
06  杨树浦路江浦路
07  杨树浦路松潘路
08  杨树浦路隆昌路
09  杨树浦路内江路
10  杨树浦路黎平路(下りのみ)
11  军工路松花江路(下りのみ)
12  佳木斯路延吉东路
13  国顺东路翔殷路

老西门→国顺东路翔殷路(上り)
国顺东路翔殷路→老西门(下り)

 ※主なバス停のみ

 2元