バスで行く上海の小さな旅 金山2路(2016年3月

金山2
 
上海は郊外にいくつかの街があり、それぞれに趣が異なっています。市の南西端、浙江省との境界に位置する金山は杭州湾に面し、昔は製塩業が盛んだったところです。今回は金山の街を貫くようにして走る「金山2路」のバスに乗りました。現在の金山は静かで落ち着いた街となっています。上海南駅から新幹線型の列車が運行され、アクセスが容易なことも魅力の1つです。春の足音がはっきり聞こえる3月、郊外の街と海を眺めてリラックスしましょう。


金山の海岸の朝。太陽が空と海、干潟を赤く染めながら昇っていく


新幹線型の列車で金山へ(最寄りのバス停01)
上海南駅と金山の玄関となる金山衛駅の間で新幹線型の列車「和諧号」が運行されている。直通列車なら30分ほどで金山衛駅に着く。運賃も10元と格安で、交通カードも使えるので便利だ。


起点は金山衛駅(最寄りのバス停01)
起点は金山衛駅の脇にあるバスターミナル。多くのバスの発着点となっている。駅は2012年の金山鉄道の開通に合わせて整備されたもので、近代的でユニークなデザインの駅舎となっている。


杭州湾に面した漁港(最寄りのバス停01)
金山衛駅の東800メートルほどのところに小さな漁港がある。杭州湾は遠浅なので、漁船は干潮時には砂の上となる。道路脇には海の幸を売る店が並び、威勢のいい声が朝早くから響いている。


大規模な人工海水浴場(最寄りのバス停02)
金山の市街地の南の海岸に「金山城市沙灘」という大規模な人工海水浴場が整備されている。上海では数少ない海水浴場で、夏場は大勢の人でにぎわう。夏以外は遊歩道から砂浜を見ることができる。


運河沿いの古い街並み
(最寄りのバス停08)
金山の中心市街地は運河で囲まれている。東の運河沿いに古い街並みが残っている。再開発が進み、こうした街並みはほとんど見られなくなっている。昔ながらの生活も徐々に姿を消している。

 
長い歴史を誇る万寿寺(最寄りのバス停08)
沿線に上海有数の古刹である万寿寺がある。南宋の1179年の創建で、800年を超える歴史を誇っている。寺は立派な構えで、拝観料なしで入ることができる。参道にも多くの店が並んでいる。

 
水運を担う運河(最寄りのバス停10)
市街地を囲む運河のうち、西の運河は幅が広く現在も金山の水運の一翼を担っている。水路の周辺には倉庫や工場が散在しているが、農村の面影も残っている。のどかな雰囲気を感じるエリアだ。

 
終点は卸売市場(最寄りのバス停10)
終点は街のはずれに整備された卸売市場の一角にあるバス停だ。金山国際貿易城という名で、4期に分けて整備する計画となっている。整備の途上の現在も大きなビルの中で多くの店が営業している。

金山2路
 
01 金山卫站
02  沪杭路戚家墩路
03  象州路蒙山路
04  卫一路金一路
05 石化汽车站
06 石化街道办事处
07  板桥西路东平南路
08  板桥西路城河路
09  西静路板桥西路
10  卫宏路金山大道

 ※主なバス停のみ
 
2元